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H19.1.18 THU開設。 たると♪と椿姫のBlog. 一次創作・二次創作それぞれのHPへのリンクもあります。 是非御一読下さいまし。
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プロフィール
HN:
咲良 椿姫
年齢:
36
HP:
性別:
女性
誕生日:
1987/12/11
職業:
学生
趣味:
楽しいコト。
自己紹介:
 超ポジティブ&マイペースなお気楽人間です。あの風紀委員長様・雲雀恭弥の大ファンです。カッコ好過ぎ!!
 関係ないけど、蝶も好き。なんか好き。 
 あんまり深く考えて行動しない、気にしない。ってカンジの性格です。
 なので、皆さん気軽にコメントしてやってください!喜びます!(パスワードとかなくてもコメントできるので。)
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今日は数年ぶりに不思議の国のアリスを見ました-w

ビデオの画質の悪さにまず驚きました((笑

でも、小さい頃は読めなかった英語が読めるので、あぁこぉだったんだぁ-とか思いながら見てました。



さて。

今日、小説を書いたので、興味の在る方はどうぞ。前回の続きです。

サブテーマは“魔王様の登場とセラのギャップ”です♪

そして、次回はセラの親衛隊の紹介(?)の予定です。



でゎ。



 



荘厳な城に、2人の新たな影が現れた。

すると、揃いの制服を身に纏うメイド達が、皆一様に彼らに向かい深く頭を下げる。

「お帰りなさいませ。セラ様。梨玖留(リクル)様。」

長い銀の髪を持った女性と、一歩下がり彼女に付き従う青年。
彼らは堂々と紅い絨毯のひかれた廊下を歩く。

「他のメンバーは。」

梨玖留と呼ばれた青年がメイドの1人に問うた。

「皆様ご帰還され、自室にて待機しておられます。」
「分かった。」

それに恭しく答える女性。
そして当然のように在る彼らには上に立つ者の風格が感じられた。



―――――



「此度の討伐、ご苦労であった。」

広い謁見室の、一段高みに置かれた椅子に座るその人物こそが現魔王である。

黒く地に着くほど長い髪は真直ぐで、瞳も黒曜石のごとく黒い。

老いを感じさせないその美貌は、威厳さえも醸し出していた。

「我らが王と、民の為とあらば。」

跪く、セラと呼ばれた女性が短く答える。

そして、彼女の後ろに控える、利玖留と4人の青年はさらに深く、頭を下げる。

「下がれ。」

王の声が響く。

「はっ。」

6人の声が重なる。

魔王は立ち上がると幕の張られた椅子の奥へと消えていった。

暫しの沈黙が横たわる。

「はぁ~っつっかれた!やっと父様への報告も終わったわ~。」

セラは立ち上がると伸びをして声を飛ばす。

「セラ様……。もう暫しお待ちになれなかったのですか…。」

利玖留が呆れて言う。

「疲れたものは疲れたの。仕事は終わったのだから、もう良いでしょ。」

梨玖留が溜め息を吐く。

他の4人に苦笑が広がる。

よく言えば公私混同しない。

悪く言えば自分勝手。

そのギャップに周囲の警備兵に驚きの波が広がった――。

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